就職活動や転職活動の時に大手企業に就職すべきか、ベンチャー企業に就職すべきか悩む方もいらっしゃるかと思います。
そのことを親や周りの人に相談すれば大手企業を勧められる人が多いのではないでしょうか。
でも実際にはどちらが良くてどちらが悪いということはなく、どちらが合っているかはその人次第です。
しかし日本は一般的に安定を求める人が多いので、良い大学に入って大手企業に就職したいという考えが多いです。
しかし今の時代、大手企業で働くことが安定というわけではありません。
大手企業で言われるままの仕事をしているだけでは会社の運営が危なくなった時に遠慮なく首を切られます。
そうなった時に自分自身にスキルがないと転職は難しく、生きていけなくなります。
反対にベンチャー企業は大手よりも安定性は劣るかもしれませんが、与えられる裁量が大きいため自分のスキルは身に付きやすくなります。
そこで今回ご紹介する本は【大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る会社】という本です。
この本は2021年に東証マザーズに上場した【スローガン】の伊藤社長が2014年に協力している本で、8年前に出版されているので少し古い本になります。
なぜこの本を紹介するかというと、この【スローガン】という会社がベンチャーとスタートアップに絞った就職支援を行っている企業だからです。
私もこの会社は過去のIPOを調べているときに初めて知りましたが、かなり面白い会社だと思いました。
会社のホームページのURLです。↓
本の内容は「成長企業の紹介」と「大手企業で内定を得ていた若者がなぜベンチャー企業を選んだのか」という内容になっています。
就職活動で悩まれている人には決断のヒントになる本だと思います!
それではご紹介してきます!
下記リンクでは就職活動で重要な自己分析についての本をご紹介しています。
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【大手を蹴った若者が集まる 知る人ぞ知る会社】の概要
概要
本書は2部構成で話が進められています。
1部では知る人ぞ知る会社についての紹介とそこで働く若者についての話がされています。
少しドキュメンタリーっぽい内容です。
本書で紹介されていた企業は出版から8年経った今、上場したり大きくなってたりと成長を続けています。
紹介されている企業名を挙げていきます。
- テラモーターズ株式会社(電動バイクメーカー)
- Sansan株式会社(クラウド名刺管理サービス)
- 株式会社ネットプロテクションズ(後払い決済サービス)
- フォルシア株式会社(商品検索エンジン開発)
- 株式会社クラウドワークス(クラウドソーシングサービス)
2部では大企業とベンチャーでどこが違うのかという所に焦点を当てて説明されています。
上記にも記載しましたが、ベンチャー企業は本当に悪なのかという所や大企業に入ることが本当に正解なのかという所に焦点を当てて説明されています。
この本を読んで感じたこと
この本を読んでみて今の時代は自分のスキルを高めていくことに尽きると思いました。
今の時代は大企業だから安定というわけではありませんし、どのようにして自分のスキルを高めていくかを考えなければいけないと思います。
私はそこそこ名のある企業に勤めていますが、会社の看板を外せば、なにも出来ないのではないかと不安になることもあります。
だからこそ大企業の看板に依存するのではなく、日々勉強しなければいけないなと思いました。
まとめ
この本では「成長企業の紹介」と「そこで働く若者の声」をリアルに知れる本です。
冒頭にも記載しました通り、大手企業が合っているのかベンチャーが合っているのかはその人次第ですが、考え方のヒントになれば幸いです。
大手もベンチャーもそれぞれの良い点があると思いますが、常に自分を高めながらわくわくするような仕事をしたいですね!
気になった方は下記リンクから是非どうぞ!