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偉人の考え方を学ぼう!③パナソニック創設者・松下幸之助の「幸之助論」!

以前にパナソニック創設者・松下幸之助さんの「思うまま」という本をご紹介しました。

今回は松下幸之助さんが生い立ちからどのような人生を歩んでいったのかが記載されている本をご紹介していきたいと思います。

本のタイトルは「幸之助論」です。

あれほどまでに大きな会社を創られた松下幸之助さんの生い立ちは決して順風満帆なものではありませんでした。

成功を収めるまでにいくつもの逆境を乗り越えて、考え抜いたからこそ、あのように日本人が世界に誇れるような会社を創れたのだと思います。

松下幸之助さんは人は何歳になっても成長できると信じている方だったそうです。

会社を引退してからも世のために何かを残そうと活動を続けている方でした。

このような方の仰っていた記録などを読んでみると学べることがたくさんあります。

では、今回もたくさんのことを学んでいきたいと思います!

前回ご紹介してる「思うまま」のリンクは下記からどうぞ!

偉人の考え方を学ぼう!パナソニック創設者・松下幸之助の「思うまま」!

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商売で成功を収めるには?

他社に打ち勝つために。

先にも記載しましたが松下幸之助さんが商売人としてスタートを切った時は、順風満帆なものではなく、とても大変なものでした。

絶対的に自身を持って製作した商品が全く売れないなんてことがあったそうです。

この時の経験から松下幸之助さんはこのような自論を持たれたそうです。

「市場に出回っている商品より、わずかばかり品質が良かったり、価格が安いだけではそう簡単に世間は注目してくれない。世間で出回っている通常のものより、30%品質が良く、30%価格が安いものが理想の製品である。」

紙一枚でも無駄にすれば価格はそれだけ高くなる!

そのような意識を持ってビジネスに取り組みたいですね!

他にも「単に商品を売るのではなく、お客様の利益になる商品を売らなければならない。」と当たり前であることを徹底的に考え抜いたそうです。

ビジネスの場面ではこのような当たり前のことを忘れがちです。

自分たちの利益ばかりを追求しがちですが、今一度お客様のメリットを考えるようにしましょう!

また、「アフターサービスは売る前のサービスより重要。」といったことも仰っていました。

どのような業界でも契約をとるまでは必死に営業活動をすると思いますが、その後のアフターサービスがおろそかになっていませんか?

アフターサービスを投げやりにしているようでは継続的な取引は見込めません。

今一度自分のやり方を見直してみましょう!

商売に関わる人を大事にする。

商売をする上でお客様を大事にすることは当たり前ですが、仕入れ先や従業員の方のことも大事にしましょう。

松下幸之助さんは販売する製品の生産コストを抑えようと努力はしても従業員の給料を減らしたり、取引先に無茶を言うことはなかったそうです。

従業員と取引先の人は心を持った人間です。

そのような身近な人のことを大切に出来ない人が商売を繁盛させられる訳はありません。

従業員や取引先の人を大切にし、お客様から様々なことを学ぶように心がけましょう。

逆境を力に変える。

松下幸之助さんは逆境の場面でこそ人は成長する」と仰っています。

苦しい時こそ人は考え、その状況を打開しようとします。

そのような場面にならなければ見えてこないこともたくさんあります。

特に現在、世界情勢は良くない状況にあります。

世論ではマイナスの意見ばかりが聞こえてきますが、このような時ほどチャンスは転がっています。

様々な経験をできるよう積極的に行動しましょう。

良きリーダーの条件。

松下幸之助さんは良きリーダーになる秘訣は常に模範であること」と仰っています。

口下手で部下になかなかうまく伝えられなくとも行動で伝えることは出来ます。

自分を信じどのようなことでも出来ると励ましながら、従業員の成長を促進しましょう!

真の技能や知識は経験からでしか身に付きません。

従業員を積極的に育てようとしている会社とそうでない会社は商売の面でも大きな差を生むことになります。

従業員を育てようと思えば、積極的に権限と責任を与え、実践させるべきです。

命令ばかりしていると従業員は考えることをしなくなり、成長できなくなってしまいます。

また、自分の経験や他人の経験を組織の中でオープンにすることも重要です。

大企業では自分の他部署がどのような仕事をしていて、どのような成功、失敗をしているか知らないと思います。

そのような情報を共有できない会社は従業員の成長を阻害します。

他部署でどのようなことをしているかを分かっていない方は会社に情報の開示を要望として出してみてはいかがでしょうか。

また、良きリーダーは先入観を持たずに物事の見方を教えるのも仕事の一つです。

この本を読んで学んだこと

この本を読んで感じたことは学びのチャンスはどこにでも転がっているということです。

お客様からも学べることはたくさんありますし、会社で他の仕事をしている方からも、たくさんのことを学ぶことが出来ます。

今一度謙虚で素直な気持ちを持って、様々なことを学んでいきたいと思います。

また、自分で商売をするとなった時はまずは経営を多角化させずに一つのことを専門的にやっていこうと思います。

サラリーマンとして働くことは残り少ない期間かと思いますが、小さな商店の責任者であるといった気持ちで仕事に取り組んでいこうと思います。

また、現在の世界情勢の影響から品切れを多数起こしているという状況です。

品切れは自分でコントロールできないため難しいことですが、お客様に迷惑をかけているといった気持ちを忘れずに全力を尽くそうと思います。

この本を読んで意識すること3つ!

  • 紙一枚無駄にすれば価格はそれだけ高くなるということを意識する。
  • お客様、他部署の従業員など様々な人から学ぶ。
  • どんな会社で働いていても小さな商店の責任者という心構えを忘れない。

まとめ

歴代の偉人からは学べることがたくさんあります。

特に松下幸之助さんは特別な家庭で育ったわけではないため、私たちも親近感がわきやすく内容も学びやすいと思います。

松下幸之助さんからは商売の心得だけでなく、人としての心の持ち方から学べます。

生きていく上で必要な考え方を優しい言葉で教えてくれるため、どんなお歳の方でも読むべき1冊です。

気になった方は下記リンクから是非どうぞ!

幸之助論 「経営の神様」松下幸之助の物語 [ ジョン・P.コッター ]

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