小さいころから作文が苦手だった…
そもそも文章を学んだことはない…
「そんなあなた!」におすすめの本があります。
本のタイトルは(「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。)です。
この本は「文章を書く上で大事なこと40個」をランキング形式に紹介してくれています。
40のランキングをどのように決めたかというと、まず筆者が文章術のベストセラー100冊を分析…
そして100冊の中で記載のあった回数順に1位・2位……といった具合で決められています。
今からライティングしようと考えている方は、特にこの本の1~7位(文章の基本ルール)だけでも意識してみることをおすすめします。
この基本ルールをおさえれば、文章を書くのが苦手な人でもわかりやすい文章を書くことができますよ!
私も文章を書くのが得意ではないので、もっと早くに出会っていたかった1冊でした!
それでは本書の内容を抜粋してご紹介していきたいと思います!
目次 [hide]
これさえおさえれば文章が生まれ変わる!
シンプルイズベスト!
なくても意味が伝わる言葉は削除する。
文章術に限らずシンプルは1番わかりやすいですよね。
例えばたまごかけご飯。
たまごかけご飯はシンプルでいて、他のたまご料理より素材の味を感じやすい逸品です。
文章もそれと同じでシンプルが1番伝わります。
しかしいざ書き始めてみると、文章が異常に長くなったり、色々なことを伝えたいがあまりに複雑になりがちです。
あなたも経験したことがあると思いますが、なにを伝えたいのかわからないといった文章です。
さあ今から「文章はシンプルにする」を心がけ、特に「なくても伝わる言葉は消す」を意識しましょう!
「とても」や「すごく」など、消しても意味が伝わる言葉を削除すれば文章はシンプルになります。
1つの文章につき伝えることは1つにしぼる。
伝えたいことが多い場合は、1つの文章で伝えようとせずに区切って説明しましょう。
あれもこれもと1つの文章に詰め込んでしまうと読み手は混乱してしまいます。
例として、1つの文章に伝えたいことをいくつも詰め込んでみます。
「悪例」
人に伝わりやすい文章にするには、2点意識するポイントがあって、1つは「なくても意味が伝わる言葉は削除」するというのを意識しながら「1つの文章につき、伝えることは1つ」にしぼるということを意識して、シンプルにすると文章が生まれ変わって読み手に伝わりやすくなります。
これでは何を伝えたいのかがわかりません。
これを1文につき「伝えることを1つ」に変えてみると…
「改善」
文章を伝わりやすくするためには内容をシンプルにする必要があります。
そのためには2点、意識するポイントがあります。
1つは「なくても意味が伝わる言葉は削除」することです。
もう1つは「1文につき、伝えることは1つ」にしぼります。
この2点を意識すると文章が生まれ変わります。
いかがでしょうか?
これは意外とありがちなミスです。
「1文につき伝えること1つ」を意識してみましょう!
読み手への思いやりを持つ。基本事項!
見た目を整える。
料理は見た目が悪いと、味まで悪く感じますよね。
もっと言えば、食欲すら奪ってしまうこともあります。
文章も料理と同じで見た目が重要です。
ぎっしりと隙間のない文章は読む気が失せますし、見た目が整っている文章は読みやすくなります。
具体的に見た目を整える1つの方法は、「行間をあけて余白を作る」ことです。
他に「漢字とひらがなのバランスを取ること」もあげられます。
漢字が多い文章は堅いイメージをもたれますし、ひらがなが多い文章は稚拙に見られます。
「ちょうどいい漢字とひらがなのバランスは3:7」とされています。
いきなり3:7の割合にしていくのは難しいと思いますが、少しずつ意識していきましょう!
中学生でも年配の方でもわかる言葉を使う。
グローバル化が進んだからか分かりませんが、何かを説明するときに難しい横文字を使う人がとても増えました。
そういったビジネスマンを見ると粋がっているのかなと思うぐらいです。(笑)
これは個人的主観ですが、そういった言葉を使う人が好きではありません。(笑)
なので私は、何かを説明するときに、「中学生でも、年配の方でもわかるように説明する」ことを心がけています。
文章でなにかを説明するときは、その気持ちを持つようにしましょう。
もし「専門用語を使う時は用語の補足をする」ように心がけましょう。
読み手のことを考えない人は相手に伝わる文章を書くことはできません!
(「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。)の概要
概要
上記で本書に紹介されている文章術の基本を少しだけ説明しました。
文章術のベストセラー100冊をまとめているので、わかりやすい内容でした。
この本には基本以外の少し上のスキルアップ術や応用スキルに関しても記載されています。
1冊で100冊分の重要ポイントをおさえることができるのでとてもお得な1冊です!
目次を記載しておきますね!
- 100冊を集めてわかった本当に大切な「7つのルール」
- 100冊がすすめるスキルアップ「13のポイント」
- さらに文章力を高めるための「20のコツ」
この本を読んでみて感じたこと
この本にはすぐに実践できることがたくさんありました。
基本の7つは必ず意識しようと思いました。
私は文章の構成や書き出しについて悩むことが多いので、まずは型に沿って構成しこうと思います。
そして一晩寝かせて推敲をして、客観的に自分の文章を見るようにします。
せっかく書いた記事でも誰にも響かなければ寂しいですし、もっと読み手のことを考えて文章を書いていきます!
この本から意識すること6つ!
- 一晩寝かせて推敲する。
- 文章はなるべく削る。
- 見た目を整える。
- 比喩を意識して使う。
- 接続詞を正しく使う。
- わかりやすい言葉を使う。
まとめ
本書は文章術の教科書のような1冊です。
なにごともやってみることが大切ですが、正しい努力をすることも大切です。
この本を読み、基本を学んでからライティングを始めるのと、何も知らずに始めるのでは雲泥の差です。
少しでも無駄を省いて成功の近道にしていただけたら幸いです!
もちろんライティング初心者の方だけでなく、文章を学びなおしたい方も読んでほしい1冊でした!
この本からは以下の3点が学べます。
- 文章術の基本ルール
- 文章力のスキルアップ術
- さらに文章力を高めるためのコツ
今回は文章についての本をご紹介しましたが、話す方の本もこちらでご紹介しています。
話す方も気になった方は下記リンクからぜひ!
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あなたは何流?説明の一流になれる一冊!説明が苦手な人必見!
伝えたいことがあるのになかなか伝わらない。 伝わったと思っていたら全然伝わっていなかった。 相手に説明をする時に話がまとまらず自分で何を言っているか分からない。 こんな経験はありませんか? 私は結構あ ...
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この記事で紹介したのはこの本です!