ビジネス 経済

日本の今後はどうなる!?2027年日本の展望!将来盛り上がる業界は!?

つい先日に欧州で利上げ、米で金融引き締めが決定し、世界の株価は暴落しました。

経済がとても不安定なこの世の中では、皆さんもたくさんの不安があるのではないでしょうか。

増える税金、上がる物価…

なかなか希望は見出せないかもしれませんが、日本はこれから先に良いニュースが待っています。

近い将来では2025年大阪万博、2027年に東京と名古屋でリニアモーターカーが開通のニュースです。

リニアモーターカーの方に焦点を絞ってみると、リニアが開通すれば、日本の経済活動はより活発になると考えられます。

下記JR東海のリニア公式ページの路線図を見て頂くと、リニアが開通することによって東京と名古屋の中間都市圏は圧倒的に交通の便が良くなることがわかるかと思います。

具体的な途中停車駅は神奈川駅・山梨駅・長野駅・岐阜駅の4駅で、東京と名古屋を結ぶ新たな都市圏が誕生し、その経済規模は約270兆円と言われています。

ルート・工事マップ|リニア中央新幹線|JR東海 (jr-central.co.jp)

とてもわくわくしますよね!

このことの詳細は今回ご紹介する「2027 日本を変えるすごい会社」という本でチェックしてみて下さい!

この本ではリニアに関することの他に、2027年に日本を変えているであろう会社が細かく紹介されています。

さて、本記事ではこの本を読んでみて、気になった業界、今後伸びる可能性がある業界について、私なりの考えを記載していきたいと思います。

下記にて、以前日本史・世界史を学んで今後の展望をつづったリンクをご紹介します。

興味のある方はぜひ!

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ビジネスチャンスがある業界について

オンライン診療事業

オンライン診療とはパソコンやスマホなどを使った診療のこです。

コロナが流行する前からオンライン診療というサービスはありましたが、コロナ渦でオンライン診療の需要は拡大しました。

オンライン診療は通院に関わる時間の負担軽減と人との非接触化による感染リスク回避というところが主なメリットとなります。

特にコロナ渦では後述の感染リスク回避というところで需要が拡大しました。

今後コロナがある程度収まったとしてもオンライン化が進むこの世の中で、オンライン診療の需要が少なくなるといった時代の逆行は起きにくいと考えます。

私が本書で特に気になった企業は「メドレー」です。

メドレーはオンライン診療システムの運営に加え、医療人材採用システム「ジョブメドレー」も運営しています。

コロナの流行が始まると医療人材が足りていないという点がかなり問題視されるようになりました。

今後も高齢者が増えていくということを考えると介護・医療業界は急速に人材不足が進んでいくと考えられます。

その点、同社のオンライン診療システム運営事業と医療人材採用システム運営事業はこれからの世の中のニーズにかなりマッチしています。

今後も需要が拡大していく業界でビジネスチャンスをモノにしている企業だと感じました。

ただしオンライン診療では医療機関側の負担がかなり大きいという点もあります。

とても抽象的ですが、これを解決するためにはオンライン診療システムを安く運営し、医療人材も低価格で採用、派遣できれば社会貢献につながると思いました。
(自社で医療人材を育成・国家資格取得→派遣などで採算が合えばBESTかと)

様々な設備の更新事業

高度経済成長期にはたくさんの建物が建てられました。

そこで現状問題なっているのが既設設備の老朽化です。

その中でも本書で紹介されていたのは水道管の老朽化です。

水道管の法定耐用年数は40年ですが、2016年の調査では全国の水道管で40年越えのものが約19.4もあります。

もちろん古くなれば古くなるほど故障のリスクは大きくなります。

そして時間の経過とともに今後も40年越えのものがどんどん出てきます。

水道管が故障すればもちろんその地域は断水し、その地域に住んでいる方は復旧するまで生活に困ることとなるでしょう。

このことを考えると水道管に関わるビジネスはかなりチャンスがあると思います。
(水道管の更新工事請負事業・メンテンナンス事業もしくは老朽化に強い水道管の生産するメーカなど)

設備の更新や製造となると、かなり特殊で難しいかもしれませんが、特殊スキルを身に付ければ鬼に金棒になるのは間違いないと思いました。

また、その他に継続的に需要を生んでいるのが空調(エアコン)業界です。

空調は地球温暖化の進行でなくてはならない物となりました。

現在は昔に比べて機器の性能が良くなったため、機器自体の寿命も延びましたがそれでも10~20年に一度は更新の必要があります。

現在日本ではほとんどの家庭にエアコンは普及していますが、後進国を見るとそんなことはありません。

空調業界最大手のダイキン工業は2050年までに世界のエアコン稼働台数は3倍に増加、世界の約3分の2世帯がエアコンを利用すると見通しを立てています。

この需要拡大を考えると空調業界もビジネスチャンスがあるのではないかと思います。
(世界的に空調メーカーはあると思いますが、その地域に合った機器の製造など。例えば水辺に強い空調、砂(砂漠)に強い空調、吹雪など寒冷地に強い空調機の製造。または現地で空調の営業、設置、メンテナンス事業ど)

本書の中には実際に後進国での生活様式変化の記述があります。

例えばベトナムでは以前に比べ、ティッシュペーパーとトイレットロールの需要が拡大、それに加えネット通販増加の影響で段ボールの需要が急拡大しているそうです。

生産年齢人口の減少に対応する事業

生産年齢人口とは15歳~65歳の人口のことで、要するに働ける人の人口を指しま

皆さんもご存じの通り、日本は少子高齢化が進んでいます。

コロナ渦で一時的に企業の採用募集人数は減ったかもしれませんが、それでも働き手不足は深刻です。

本書の筆者は今後働き手不足を解消するには機械化か外国人労働者の採用しかないと述べています。

実際に機械による自動化を進める企業は多くありますよね。

反対に本書の内容によれば、外国人労働者を増やすために、2019年4月に改正出入国管理法が施工されたとあります。

その中では外国人が日本に在留するための資格「特定技能」が新設されたそうです。

特定技能を取得するためには特定技能評価試験と日本語評価試験に合格しなければいけません。

そういった試験合格の支援から外国人労働者の働き先を支援しているのが「パソナグループ」と「パーソルホールディングス」です。

この2社に関してはサービスの違いがあるものの、外国人労働者を支援し、日本企業へ派遣・マッチングを行っています。

他に本書で紹介されているのは「アルプス技研(メーカーへ技術者派遣)」と「アグリ&ケア(農家や介護施設に派遣)」があります。

外国人労働者が増えると日本語教育の需要が高まってくることも想定されます。

ここからは私自身外国人労働者採用についてはあまり知識はありませんが私見を述べていきたいと思います。

もちろんそうですが外国人労働者を雇う側と雇われる側では問題点や要望が違うと考えます。

日本企業は外国人労働者に対して雇用態度や日本語スキルに関して問題を感じることが多いのではないでしょうか。

それに対し、外国人労働者は労働条件や文化の違いに戸惑うことも多いと思います。

外国人の立場からすれば、見ず知らずの環境に1人で飛び込むのは不安も多いと思うので、2人セットで採用・派遣などを行うのは面白いと思います。

2人セットで雇用されれば1人の場合よりも責任感が生まれ、労働環境に馴染みやすいのではないでしょうか。

その他にビザの取得に関しても問題を感じていることも多いと思いますし、それぞれの問題を少しでも減らしていくことが重要かと思います。

難しい問題かと思いますが、お互いの要望を一つずつ叶えていけば、日本の労働環境は少しずつ良くなっていくのではと思いました。

まとめ

この「2027 日本を変えるすごい会社」という本はこれから日本を考えるにあたってとても勉強になる1冊でした。

これからどのような業界が伸びていくのかを考えたい方にはとてもおすすめです。

意外と知っているようで知らないような事業を行っている企業が多く、普段のビジネスにも活かせると思いました。

今後コロナが終息を迎えるとより一層時代の流れは速まると思います。

その時にうまく時代の流れに乗っていけるように今のうちから知識を蓄えておきましょう!

気になった方は下記リンクから是非!

2027 日本を変えるすごい会社 リニア開通──そして、その先へ [ 田宮 寛之 ]

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