「起業したい」、「お金持ちになりたい」など抽象的な目標を持っている人は多くいます。
私もその中の一人です。
しかしその目標を達成するために具体的にどのようなことをすればいいのか、どのような道筋で行動すればよいのかが明確な人は少ないと思います。
今回はそのように行動が明確にならないといった悩みを持つ人に向けて三崎優太さんの「時を稼ぐ男」という本をご紹介していきたいと思います。
三崎優太さんと言えば皆さんもご存じかと思いますがSNSやyoutubeでとても有名な方ですよね。
実際SNSで活躍されているだけでなく、様々な会社を経営されている現役投資家です。
現役バリバリの方が書かれた本なので内容に説得力と具体性があり、自分のやるべきことが明確になりました!
そんなタメになる本の内容を少しご紹介していきたいと思います。
お金持ちになりたいと思っている方や起業を考えられている方は下記リンクの本もおすすめです!
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目次
ビジネスの基本的な考え方
ビジネスは戦争!?
三崎さんはこの本の中でこんなことを述べていました。
「ビジネスは領土の奪い合い」です。
よく考えれば当たり前のことですが、このことを念頭にビジネスをされている方は少ないのではないでしょうか。
ビジネスの世界では業界全体の規模(領土)に対して、自社がどのくらいのシェア(領土)を奪えるかが重要になってきます。
どの業界で起業するのかが重要なのはここにあると思います。
例えば起業して1億円の売上を達成する会社を作りたいと思った時に、業界全体の売上規模が1億円なのか100億円なのかでは、達成する難しさと奪うべきシェアが全く違います。
業界の先行きや成長率も重要な要素です。
業界の先行きが悪ければ100億円の市場規模(領土)が50億円まで狭まるかもしれません。
そうなれば他社との競争はより激しいものになりますし、倒産する企業も多くなることでしょう。
逆に規模が広がっている業界では奪える面積が増えていくので、有利と考えられます。
競争優位性を考える
このシェア(領土)を奪う時に重要となってくるのは競争優位性です。
三崎さんの言葉をお借りして、競争優位性を言い換えると「武器」です。
ライバル企業より優位に立てる武器を持っていれば、他社から領土を奪える確率は高くなります。
逆にそのような武器を持っていなければ領土は奪われていくばかりです。
起業する際にとびきりの武器を持っていることに越したことはありませんが、他社より少しでも優位に立てる差別化をすることが重要です。
競争優位性を高めるために
では競争優位性を他社より高めるため、具体的に何をすれば良いのでしょうか?
三崎さんが述べている答えは「業界の市場調査を徹底的にすること」です。
その業界で優位に立とうと思えば、相手がどのような武器を持って、どのような土地を奪おうとしているかを知らなければなりません。
ビジネスに言い換えると、自分が参入しようとしている業界はどのようなライバルがいて、どのような武器を持っているのかを一覧化する必要があります。
そしてそれを行う際に役立つのが決算書です。
企業の決算書を数多く読めば、業界全体の規模と今後の先行きを考えることができます。
もう少し詳しく言えば、企業ホームページから販売商品やサービスの内容も知ることができますよね。
こういった調査を行い、自分が参入する際の障壁や優位性を知ることが重要です!
三崎さんも青汁の会社(メディアハーツ)を立ち上げられる前は何週間も家に引きこもって企業分析されたそうです。
しかし起業を考えているサラリーマンの方は普段の仕事もあって、なかなか考える時間がないかもしれません。
ですがこれに対して良い対処法はありません。
普段の仕事とバランスを取りながら考える時間をいかにして作るかが重要です!
強い気持ちを持って、自分の夢への時間を多く作りましょう!
最短で成功するために
自分の価値を高める
最短で成功するには自分の価値を高めなければなりません。
よく人脈は大切と言われますが、まずは自分の能力を高めることが大切です。
自分の価値を高める1つの方法として、現在在籍している会社で結果を出すことが挙げられます。
営業であればトップセールスになるということであったり、社長賞を表彰されるといったこともあります。
企画の方であれば会社に対してどのような仕組みを作ったかなどが重要となりますよね。
その他で三崎さんが具体的に提案されているのはセルフブランディングです。
自分の知名度を上げるため、具体的にSNSでフォロワーを1万人獲得するのに挑戦してみては?と仰っています。
どのようにして1万人のフォロワーを獲得するのかを考えるのも、マーケティングスキルが養えると思います!
発信力が高まることでのちに起業した時の大きな力になるのも間違いないですね!
はじめは周りの目が気になるかもしれませんがそんなことを言ってる暇はありません!
なりふり構わず走り出しましょう!
おごらず、気を抜かずにコツコツと積み上げれば、成果はついてきます!
今すぐ始められるビジネス
まず起業を成功させようと思ったときは、今すぐできる小さなビジネスから始めるのをおすすめされています。
後に大きなビジネスを立ち上げようと考えている方にとって、小さなビジネスは経験を積むにはぴったりです。
金銭面で初期投資の少ないビジネスであれば、失敗したとしてもダメージはそれほど大きくなりません。
そんな中、三崎さんが具体的におすすめされているのはアフィリエイトです。
アフィリエイトは初期投資を少なく始められます。
今の時代に起業した場合はネット広告を効果的に行うことが重要ですが、そのための知識を実践的に身に付けることができます。
もし将来ネット広告を誰かに任せたとしても、自分でやったことがあるのとないとでは、話の理解度は全く違うものになります。
起業する際の目標設定と期限設定
起業する際に重要なものの中に目標設定と期限設定があると思います。
私は今まで目標設定と期限設定に関しては明確に逆算して決めるべきだと思っていました。
しかし三崎さんは起業する際の目標設定に関しては柔軟であるべきだと仰っています。
なぜ柔軟であるべきかというと、今の世の中では様々なことがすごいスピードで変化しているからです。
その中で目標を決めすぎていると身動きがとりづらいので、漠然と決めるぐらいが良いという意見でした。
しかし期限設定に関しては明確に決めておく必要があります。
サラリーマンは働きながら起業のことを考えなければならないので、切迫感を感じられずに期限がどんどん先延ばしになってしまう可能性が高いからです。
先延ばしにならないためにも、期限は明確にきめておきましょう!
これからの時代は?
起業する際には「何を売るか」という所を考えがちですが、三崎さんはマーケティングがすべてと仰っています。
「何を売るかではなく、何が売れるのか?それはどうすれば売れるのか?」を考えることが重要です。
私もその時が来れば、サービスや商品の内容よりもマーケティングを重要視したいと思います。
これからの時代は今主流のD2CビジネスからP2Cビジネスが主流になっていくと三崎さんの見解がありました。
確かにテレワークが普及して、個人の時間が増えたのでそのような動きになっていくような気がしますよね!
その点も加味してビジネスを考えていきたいと思います。
この本を読んでみて
この本は本当に内容の濃い1冊でした。
特に他の本よりも内容が具体的でとても説得力があるところが特徴だと思います。
私はこの本を読んでみて以下の3つを意識したいと思います!
- アフィリエイトを本格的に始める。
- 起業の期限を明確にする。
- 業界研究や企業分析にかける時間を圧倒的に増やす。
まとめ
この本は起業を考えている方や今の自分を変えたいと思っている方におすすめです。
税別¥1.500でこの内容を知れるのはお得すぎるので是非一度読んでもらいたい1冊でした。
この本から学べることは大きく以下の3点です。
- 起業をするための道筋。
- 今の時代に合ったビジネスについて。
- 成功するための道筋とモチベーション。
この本を読んで、成功をグッと近づけましょう!