あなたはお金について勉強したことがありますか?
お金のことは学校で教えてくれるものではありませんし、両親から教わる家庭も少ないのではないでしょうか。
そのため自分で意識的に勉強をしなければ、知識を得ることはできません。
しかし実際に勉強を始めようと意気込んでみても分からない単語ばかり…
勉強する気が失せてしまいますよね。
どうやって勉強すればいいの?と思っている方も多いと思います。
そんなときに読んでほしい本が「お父さんが教える13歳からの金融入門」です。
この本は著者のデヴィッド・ビアンキが自らの子どもに向けて書いた本になっています。
私は金融に関する本をいくつか読みましたが、金融の勉強を始めるならこの本から!と思っています。
今まで金融の勉強を毛嫌いしていたあなたもこの本から入れば大丈夫です。(笑)
この本では金融の基本的な内容はもちろん、今更聞けないような単語の意味も勉強することができます。
今の時代、定年が引き上げられ、年金がもらえる年齢もどんどん後ろ倒しされていますよね。
お金について正しい知識を得て、なにかしらの対策をしないと老後がとても不安です。
その不安を払拭して、豊かな生活をおくるためにも金融の勉強を始めてみましょう!
それでは内容を少しご紹介していきます。
経済についての初級編は下記リンクでご紹介しています。
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経済初級の書!これを読んでおけば間違いない!?世界経済の初級者はこの本から!
前回の記事では日本史と世界史の分かりやすい本についてご紹介してきました。 今回は同じシリーズの世界経済の歴史の本についてご紹介していきたいと思います。 タイトルは「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教 ...
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「お父さんが教える13歳からの金融入門」の概要
概要
まずは目次を載せておきます。
- カネ、カネ、カネ
- おカネのいろいろな支払い方
- 株式市場はかっこいい
- 株を売買してみよう
- オプション
- ファンド(めちゃくちゃ大きなおカネの停留所)
- 債権と譲渡性預金
- 企業分析
- おカネを借りる
- 金利
- 純資産
- 税金
- 経済
- ベンチャー・キャピタルとプライベート・エクイティ
- おカネに賢く
- これでおしまい じゃなくてこれが始まり
この本を読んでみて
第一章のカネ、カネ、カネではお金の種類やお金を稼ぐ方法から説明されています。
第二章ではお金の支払い方についての説明です。
こういったお金の稼ぎ方や支払い方法の種類などの基本的な部分から説明されている本はあまり見たことがありません。
この本が他の金融入門本と違っていいところは、このように最も基本的な部分から説明があるところです。
第三章の株式市場の話では聞いたことはあっても、意味は知らないといった単語がたくさんあることに気づかされました。
例えば企業の時価総額です。
時価総額と言えばその企業の価値という認識はありましたが、具体的な算出方法までは知りませんでした(笑)
日経平均とTOPIXの違いも説明できるほどの知識はありませんでした(笑)
「S&P500」は「スタンダード&プアーズ500」の略だと知っていた方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
このような単語の説明もされていて、とても助かりました!
第六章のファンドの話ぐらいから少し深い内容になってきます。
この本を読んでインデックスファンドとミーチュアルファンドとヘッジファンドの違いを知ることができました。
第七章では債権のお話です。
会社や国にお金を貸して、期日までに返してもらうのを債権と言いました。
株式とは全く違いますね!
第八章の企業分析は分析すべきポイントが挙げられています。
第九章、十章の抵当権や単利、複利についてもとても勉強になりました。
抵当権とは銀行からお金を借りて、手に入れたものをはっきりさせるものです。
複利には利子に利子が付きます!
第十三章の「FRB」もよく聞く単語ですが意味までは知りませんでした。
「FRB」とは「連邦準備制度理事会」という意味で金融制度を安定させる目的で設置されているものです。
第十四章の「ベンチャー・キャピタル」もよく聞く単語ですが意味まで理解していませんでした。
「ベンチャー・キャピタル」はお金持ちからお金を集めて、いろいろな会社に投資して大きなリターンを得ているとは初めて知りました。
私の知らなかった単語などをざっと説明してきましたがこんなにもあるのだとは驚きです。
この本を機に以下の3つを勉強してみたいと思います。
- 企業分析
- 税金について
- 住宅ローンなどお金を借りることについての勉強
まとめ
途中でも述べましたがこの本はお金に関する基本中の基本から説明されています。
これから金融に関する勉強をしようと思っている方には特におすすめです!
この本から学べることは大きく以下の3つです。
- 金融に関する基本中の基本
- 聞いたことはあるが、意味の知らない単語の意味
- 知っているようで知らない金融単語の意味
金融に関する知識をつけて将来を豊かにしていきましょう!