人前で話すのが苦手な人は多いと思います。
まさしく私もその中の1人です。
話すのが下手だから相手に伝えたいことが伝わらなかったり間違った意味で伝わったりしてしまうこともしばしば…
上手に話せるようになるには回数を重ねることが1番ですが、正しい知識を持っていないと回数を重ねてもなかなか上手に話せるようにはならないと思います。
本日は話すことについて正しい知識を得られる「1分で話せ」とういう本をご紹介していきます。
この本を読んだことで人前で話すことが好きになったわけではありませんが「自分の伝えたいこと＝相手に伝わったこと」とできることが増えたので是非あなたにも読んで頂きたいです!
それではご紹介していきます!
伝えることの目的
あなたは何のために人に話をしますか。
友達同士の会話ではただ単に話を聞いてほしいからという場面もあると思います。
しかしビジネスの場面でそういったことは少ないと思います。
ビジネスの場面の話す目的は相手に何かしてほしいからではないでしょうか。
例えば商品の魅力を伝えるプレゼンは商品の良さを知ってもらうのと同時にお客様に商品を買ってもらうためですよね。
誰かに仕事を頼むときはその人にその仕事を手伝ってもらいたいからですよね。
ですのでもちろん伝えて終わりではなく相手が動かないと話す意味はないのです。
一見当たり前のことですがなかなかそのことを意識して話すのは難しいですよね。
分かっていてもついつい自己満足のようなプレゼンになってしまいがちです。
こういった時は相手は自分の話を聞いてどう思っているかを考えて自分を俯瞰して見ることが大切で、最終的に相手を動かすことが重要です!
人は80％の話を聞いていない
そもそも人前で話すのが苦手で緊張してしまう人やいつも結論がうまく伝わらない人は相手は話の80％は聞いていないことを知ったほうがいいでしょう。
場面にもよると思いますが本書の中にはこんな説明がされていて私は目からうろこでした。
ほとんどの人は相手の話を80％の聞いていないのになんで私はこんなに緊張していて必死に長々と話しているのだろうと思うようになりました。
難しく考えすぎると緊張してしまうので、まずはこれを伝えると1つ結論を持ち、それを明確にすることが大切です。
「1分で話せ」とはそういうことで結論を明確に持ち、スマートに伝えるほうがうまく伝わります。
概要
この「1分で話せ」という本は伝えることの基本事項から実践的な内容まで紹介されています。
特に相手にうまく伝えるには1分のロジカルなストーリーを考えることが重要です。
そこでロジカルに考えるためのピラミッドが紹介されていたり、1つの結論に対しての根拠と事実の考え方も学ぶことができます。
こちらの記事では日々の行動をロジカルに落とし込めるようになる本をご紹介しています。
-
-
PDCAノートで継続する仕組みを作る。今すぐ始められる仕組み作り。
「したい人、1,000人。始める人、100人。続ける人、1人。」 これは作家の中谷彰宏さんの言葉です。 ダイエットをしてみたけどいつの間にかやめちゃった… 毎日1時間勉強するって決めたのに続けられない ...
続きを見る
相手を動かすにはイメージを持ってもらうことが重要で、どうすれば自分の伝えたいことのイメージを相手の頭の中に描くことができるのかも説明されています。
先ほどにも述べましたが自己満足なプレゼンでは相手は動きません。
よくプレゼンなどでは難しい業界用語を使いがちですが、思いやりを持って中学生でもわかるような言葉を選んだりするなど、知れば即使えるテクニックも紹介されていて誰でも取り組みやすいです。
こういったことは後から考えてみると当たり前のことですが結構やりがちなことも多いと思います。
他の本にはなかなか紹介されていない内容で読めばなるほどと思うことばかりの本ですよ!
この本を読んでみて感じたこと
この本を読んでみて私はこれまでいかに無駄なことを話していたのかということに気づきました。
特に相手に話をするということは相手の時間を奪っていることでもあるので、なるべく無駄なく伝えることが相手へのマナーでもあると感じました。
今まで1分で話せる内容を3、4分と話していることで余計に話を難しくしていたり、自分でも結論何を言いたかったのかわからなくなったりすることがありました。
この本はそういったことを解決してくれる1冊でとても勉強になりました。
特に人は相手の話を80％聞いていないという事実を知ったことで緊張することも少なくなりましたしそれだけで大きな収穫がありました。
特に私は以下の3点を意識していこうと思います。
- 結論から話す。
- 話すときは相手のことを思いやって誰でもわかるような簡単な言葉を使う。
- 頭の中でロジカルピラミッドを意識して話す。
まとめ
この本はビジネスシーンのいろんな場面で役立つ内容が詰まっていました。
特に以下のような方にはお勧めです!
- 話すのが苦手な人。
- 話しが長いとよく言われる人。
- 思っていることをなかなか伝えることができない人。
- 伝えることはできるが相手をなかなか動かせない人。
上記以外の人でも読んでみて下さいね!
何かのヒントが得られると思います!!
最後までご覧いただきありがとうございました。
