人生が有限なのは誰もが知っている事実です。
ですが何の目的もなく生きている人はたくさんいます。
誰もが充実した人生を送りたいと願っているはずなのに。
特に若い方は今の日本の先行きの不透明さから将来への不安を感じている人は多いでしょう。
しかし現状どうすれば正解なのかなんてわからないし、そもそも答えなんかありませんよね。
「DIE WITH ZERO」 ゼロで死ぬ。
この本は少しでも豊かな人生を送るためのヒントがたくさん描かれている良書です!
この本のタイトルを見ただけでは何のことが描かれているのかは分かりませんでしたが「とにかく読んでみて」と人にすすめたくなる本でした。
読めばきっとあなたも考え方が変わる、そんな本をご紹介していきたいと思います。
目次
目的のない貯金は今すぐやめるべき
お金の価値は平等ではない
社会的にお金は平等です。
これは紛れもない事実ですよね。
しかし個人の時系列でそのことを考えてみると全く平等でないことが分かります。
10歳の時の100円と20歳の時の100円では自分の中のお金の価値は全く平等ではありません。
例えば10歳ぐらいの時にお父さんお母さんから貰った100円で駄菓子を買う幸福感と20歳になって100円のコーヒーを買う幸福感は全く違うと思います。
そもそも10歳の時の100円ってすごく高額でしたが20歳の時の100円は高額ではありませんよね。
こうやって個人的に時系列で見てみるとお金の価値は全く平等ではありません。
若いうちほどやりたいことを我慢しないこと
これはよく言われることですが本質を理解している人は少ないと思います。
なぜやりたいことを我慢してはいけないのか、大きく理由は2つあります。
歳を取ると健康の面からできないことが増えてくるから。
若いうちは元気で何でもできますが歳を取ると健康の面からもできないことが増えてくるからです。
今のやりたいことの中で、歳を取るとできないようなことはありませんか?
やりたいことは今すぐやりましょう!
きっと一生忘れられないような、かけがえのない思い出になりますよ!
お金より経験や思い出のほうが大事だから。
お金は持っているだけでは価値はありません。
使って初めて価値がありますよね。
最低限お金をためておくことは必要かもしれませんが、お金は使って初めて価値があることを忘れないでください。
貯金するより素敵な経験へとお金を使いましょう!
何の目的もなく、やりたいことや食べたいものを我慢してまで、せっせと貯金している人は今すぐやめましょう!
人生の終わりを意識する
終わりを意識することで圧倒的に人生は充実する
若いうちから人生の終わりを意識することは難しいですが、それを意識することで人生の充実度は全く違うものになると思います。
極端に言うと1か月後に死ぬことが分かっていたら、ただ毎日を無意識に過ごすことはやめますよね。
1か月後は少し極端かもしれませんがいつまでも健康でいられないという現実を理解したほうが良いです。
そうすると運動に関するやりたいことがあった場合、年齢を重ねると健康面の問題が発生するため今のうちにやっておこうとやりたいことの先延ばしをしないようになります。
目標の逆算をしてい今やるべきことを明確に行動に落とし込める本をこちらでご紹介しています。
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PDCAノートで継続する仕組みを作る。今すぐ始められる仕組み作り。
「したい人、1,000人。始める人、100人。続ける人、1人。」 これは作家の中谷彰宏さんの言葉です。 ダイエットをしてみたけどいつの間にかやめちゃった… 毎日1時間勉強するって決めたのに続けられない ...
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ぜひ参考にしてみて下さい!
若さは武器
先ほどから何度か述べていますが、歳を取るとできることがだんだん狭まってきます。
裏を返すと若い時は何でもできるということです。
ビジネスの場面でも若手社員はわからないことは素直に聞きやすかったり、失敗を恐れず何度でも挑戦できます。
若いからと許されることも多くあると思います。
若さは武器です。
失敗を恐れずどんどん挑戦しましょう!
概要
本書の人生を豊かにするための究極のルールはできる限り早く読むべきだと思います。
特にゼロで死ぬという考え方は斬新で驚きます!
何気なく毎日を過ごしていてはなかなか気づかないことを気づかせてくれる一冊で、先の不安のためにお金を使うよりも今を大切に精一杯生きようと考えが変わることは間違いなしです。
先の不安は常について回るものですがそれに対する対処方法も紹介されています。
豊かに生きるためのお金の使い方、年齢に合わせた行動の取り方など図も用いながら説明されているのでどのように生きればいいのか明確にでき、特に経験は何にも代えられない大切な資産であることを認識できます。
毎日を何気なく過ごしている人には特におすすめの一冊です。
この本を読んでみて感じたこと
私は今まで目的なく貯金をしていましたがこれは今後一切やりません。
若いうちに経験にお金を使うことで人生を充実させることもできますし、特に本書に出てくる記憶の配当という言葉はとても心に響きました。
経験や思い出は何にも代えられない大切な資産ということが理解できたので、経験のためにはお金は惜しまず使おうと思います。
なにかに挑戦することへの考え方も変わりました。
若いうちに挑戦することのメリットは大きく、デメリットが少ないという考え方は今までありませんでした。
若いうちに挑戦しないことがリスクであるということに気づいたので、やりたいことを先送りにすることはやめてどんどん挑戦していこうと思いました。
まとめ
何にお金を使い、どう生きるべきか、そのヒントが描かれている一冊になっています。
本書から学べることは大きく以下の3点です。
- 人生を豊かにするお金の使い方
- 将来の不安の対処法
- 人生で1番大切なこと
人生を豊かにしたい、何気なく毎日を生きている、こんな人には特におすすめです。
自分の生き方が見つかると思いますので是非読んでみて下さい!