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それやりがちやけどやったらアカン!ヨイショする営業マンは全員アホ?

今回ご紹介するのは元野村証券YouTuberの宋世羅さんが著者の「ヨイショする営業マンは全員アホ」という本です。

このタイトルはすごくインパクトがありますよね。

営業経験のある方は必ずと言っていいほど現場で自分もしくは上司などがヨイショしている場面に遭遇したことがあると思います。

私はそれが正しいとかそういう以前にお客様をヨイショするのは割と当たり前のことなんじゃないかと思っていました。

でも客観的に考えるとその状況ってとても不自然ですよね。

という具合にこの本はほかの営業本とは違い、リアルな現場感が感じ取れるので納得感が桁違いに違いました。

営業マンはプロ意識を持つ

私は社会人になって2年目(担当客先を持ち出してまだ2か月弱)のペーペーの営業マンです。

1年間研修を受けて自社の製品について必死に学んできましたが、現場に出ると研修で学んだことを活かせる場面は少なく、正直知らないことやわからないことをよく聞かれます。

お客様のおっしゃってる意味が分からない、こんなことまであります。

上司からは最初の数年はお客様から教えて頂くぐらいの気概でやればいいと言われていたのですが、この本を読むとそんなアホみたいな話あるか!ということが分かりました。

お客様はあくまでお客様

私たち営業マンはプロです

自分が逆の立場になって考えてみるとプロである営業マンに質問をして、「わかりません。なんて言われた日には絶対この人からは買わないでおこうとなりますよね。

それでも特に私のような新人はどれだけ勉強しても分からないことは絶対ありますが…

とにかく営業マンがわからないと言ったら負け、そんな風に考えを改めることができました。

分からないことがあってもプロであることを自覚して対応することは営業マンの義務だと感じました。

お客様を喜ばせる方法

相手の立場に立って物事を考える。

これは小中学校の時に先生に言われた方もいらっしゃると思うのですが本当に大事なことです。

これを営業マンに当てはめ、お客様側の立場に立つことはとても重要です。

先日、一流のホテルに泊まる機会があったのですがそこのホテルマンはどの方もとても素晴らしい接客でした。

どんな接客だったのかご紹介していきたいと思います。

  1. 接客がとてつもなく丁寧
  2. 常にお客様のためにできることはないかいう姿勢で接客していた。
  3. 名前を呼ぶ。(最初に名前を聞かれる時は必ず相手から名乗っていた。)
  4. 手書きメッセージを頂いた。

他にもキリがないほどありますが私が特に感じたところはこの4点でした。

そこのホテルマンさんが相手の立場に立って接客していたのかはわかりませんが、私は接客を受ける側としてとても良い時間を過ごすことができました。

特に私が今回すごくうれしかったのが3番と4番です。

3番に関して、名前を聞かれる時は必ず相手から名乗っていて、そこから自然と名前で呼んでくれていました。

これはビジネスマナーで習いますが意外と丁寧に実践できている人は少ないように感じます。

自然な入りから名前を呼ばれることで距離感も縮まり、こちらも話しやすくなりました。

何より名前を呼ばれると案外うれしいものです。

本書の中にも説明されていますがビジネスの現場で役職がついているお客様(社長、部長など)でも役職の前にしっかりと苗字をつけて呼ぶことは信頼関係を作る上で重要なことです。

ビジネスの現場では社長、部長などと役職名のみで呼びがちですが名前+役職名で呼ぶことを意識してみて下さい。

4番の手書きメッセージですが、これは嫌な人いませんよね?(笑)

他のホテルなんかに行くと今日はありがとうございます的なメッセージが印刷されていたなんてことはよくあることだと思うのですが手書きでメッセージを残すのはなかなかないですよね。

おそらく1分ほどで書いたメッセージだと思うのですがこれは相当なインパクトがあり本当にうれしかったです。

この1分でできるほんのひと手間。

ぜひ仕事にも活かそうと思いました。

相手を喜ばせることが第一歩となり信頼関係を築いていけると思います。

概要

この本は冒頭にも述べた通りとても現場感を感じながら読むことができるので特に営業職の方は自分に重ねながら読むことができるのではないかなと思います。

この本の3分の2は営業スキルについて描かれており、すぐ取り組めることからやめるべきことまで紹介されています。

特に筆者の実例や使っているフレーズをそのまま紹介されているので、とても実用的な営業本でした。

とにかく面白く、笑いがある本なのであまり本を読んだことがない方でも読みやすい本です。

もちろんヨイショするのがダメな理由や改善方法まで詳細に記載されています。

残りの3分の1は売れる人間力の生み出し方が紹介されています。

この本の著者の宋世羅さんはとてもポジティブな方なのですがそのポジティブな考え方を取り入れることができるようになります。

特に営業という職種について不安を感じている方にはお勧めです。

読むことで対処方法、心の持ち方を学べるので自信がつきますよ!

まとめ

普段から何気なくやっていることですごくマイナスなことってたくさんあります。

今回は営業という観点の本を紹介しましたが本から学び、自分の生活に取り入れていきましょう!

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この本から学んだ営業で大事な心得

  • プロ意識を持つ。
  • お客様と距離を縮めることで信頼関係を築く。
  • ポジティブに生きる

一流の人間になるには程遠いですがこれからも精進していこうと思いました!

ヨイショする営業マンは全員アホ [ 宗世羅 ]

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