読書量と年収は比例する。
実はこんなデータがあるらしいです。
しかし、せっかく本を読んだのに行動に移せていなかったり、そもそも本の内容を忘れてしまっていることはよくあると思います。
それでは本を読んだ意味はありませんし、本を読んでいる自分に自己満足してるだけで何のための読書なのかわかりませんよね。
私もそんな経験がすごくありました。
やはり読書はインプット→アウトプットしてこそ意味があると思います。
今回はそんな読書術が分かりやすく説明されている1冊をご紹介します!
目次
読書をする理由
なぜ読書をするのか
読書をする目的は人それぞれ目的は違うと思いますが、ここでは私の持論も含めてお話ししたいと思います。
私はコロナによるおうち時間の増加もありますが、ある人からの一言によって読書する習慣をつけました。
その方は会社の経営をされている方なのですが、
「読書をしない経営者は全く信用できない。経営に限らず生きていて、わからないことってたくさんある。本には人の成功や失敗が書いてあるのに、それを参考にしない意味が分からない。」
この言葉を聞いてハッとしたんですよね。
それまでは読書なんてめんどくさい、読書している時間なんてないと理由をつけて漫画や小説以外の本を読むことはめったにありませんでした。
でもこの言葉を聞いてそれって全く逆なことに気づいたんですよね。
本書の中にも書かれているんですが本を読まないから非効率(めんどくさい)なやり方で作業をしていたり、本を読まないから逆に時間がない。
読書は効率的
例えば本を1冊読むのに2時間かかるとします。
ですがその本を読むことで毎日の仕事で30分の時間短縮ができる。
年間250日働くとして7,500分(125時間)の短縮になるんですよね。
しかも本1冊およそ1,500円で!
使わない手はありません!
それに気づいて私は読書を始めるようになりました。
楽しくない読書はやめたほうがいい?
楽しくない読書はやめるべき!
ですがここで注意しなくてはいけないことがあります。
楽しくない読書はやめたほうがいいということです。
嫌々でやる勉強などは楽しくありませんし、成績もなかなか上がりませんよね。
読書もそれと同じことが言えます。
興味のない分野の本を嫌々読んでも全然記憶に残らないです。
読むべき本が分からない
これは自論ですが、読書習慣をつけてみたいけどなかなか面白そうな本が見つからない方は漫画から入ってもいいと思います。
例えばワンピースを読んでルフィのリーダーシップの凄さに興味が湧き、ルフィみたいになりたいと思ったとします(笑)
じゃあそこからリーダーシップについての本を読んだりと読書の入り口は楽しさや好奇心から始めてみて下さい。
少しでも興味が湧いた状態から読書を始めると記憶にも残りやすく、行動にも起こしやすいですよ!
読んだら忘れない読書術の概要
この本はタイトルの通り読んだら忘れない読書のコツがわかりやすく説明されています。
著者が精神科医で脳に紐づけた説明もあり、読めばなるほどと思うことが多いはずです。
読書のコツ以外にも読書をする理由から本の選び方、買い方、そしておすすめの本まで紹介されています。
忘れないコツは誰でもすぐに行動できることが多いので読んですぐに読書の質を上げることができます。
少し具体的に言えば、読み方を変えるのではなく読書の時間帯を変えるだけで質を上げられるなど、すぐに取り組みやすい実用性の高い本です。
私は本のタイトルから読んだら忘れない読書術が書いてあることは想像できたのですが、本の選び方が読書の質を左右しているという所でまさに目からうろこでした。
当たり前ですが同じテーマについて書かれていても本によって難易度も違いますし、文章の書き方やデザインも違います。
そういった自分に合った本の選び方まで詳しく紹介されています。
本を読んだ後にこの本は難しすぎたな、逆にすでに知っていたな等と思ったことがある人は選び方から学べるので読んで損はない1冊だと思います!
この本を読んでみて感じたこと
この本の中に出てくる言葉で「財産を全て奪われても、知識は奪われることはない。」とあるのですがなるほどな~と思いました。
知識は何物にも代えがたい財産ですよね。
そんな本で得た知識の財産も忘れてしまっては何の意味もないですし読書の時間が無駄になってしまいます。
そうならないための方法がこの本の中には書いてあるのでもっと早くに読みたかったなと感じました。
本を読むようになると、とにかくたくさん読めばいいと勘違いしてしまいます。
しかしそうではなく、どの本を読むかが大事ということが書かれていて読書の本質を再確認できました。
この本を読んでみて特に実践しようと思ったことは2つあります。
- 本の内容を忘れないために三度目の正直読書術とアウトプット読書術は必ず実践する。
- 守破離読書術で著者が伝えたいことを考えて本を選び、読む。
実践してもなかなか継続できない方は以下の記事を参考にしてみて下さい!
継続するコツをご紹介しています。
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「したい人、1,000人。始める人、100人。続ける人、1人。」 これは作家の中谷彰宏さんの言葉です。 ダイエットをしてみたけどいつの間にかやめちゃった… 毎日1時間勉強するって決めたのに続けられない ...
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まとめ
この本を読んで得られることは大きくは以下の3つです。
- 読書の質を上げられる。
- 10年たっても本の内容を忘れない読書術が身につく。
- 自分に合った本を選べるようになる。
この本はよく本を読む方から読書習慣を作ろうと考えている方まで役立てることができるので、ぜひ読んでみて下さい!