社会人になり、歳を取ってもなお、夢を持って生活している人は少ないのではないでしょうか。
昔あった夢もいつの間にか忘れてしまい、自分のやりたいことをせずに誰かのために自分を犠牲にしていませんか?
今回は誰かのために自分を犠牲にしているそんなあなたに読んでほしい1冊をご紹介していきたいと思います。
あなたは【夢をかなえるゾウ】という自己啓発本をご存じでしょうか。
【夢をかなえるゾウ】は日本一読まれている自己啓発本です。
シリーズは全部で5作ありますが、今回はその中の1作をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介する本のタイトルは【夢をかなえるゾウ0】で、主に「夢の見つけ方」について記載されている1冊となっています。
前回までのテーマでは基本的に夢を叶えるために何をすべきかというストーリーで話が進んでいました。
しかし今回ご紹介するシ1冊は夢がない人の夢の見つけ方が題材となっており、今までのシリーズと視点が異なっている1冊となっています。
本シリーズで前回ご紹介した記事を載せておきます!
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行動や思考を取り入れる
取り入れるべき行動
早起きし、自由な時間を確保する。
社会人の方は週5~6日は仕事に1日を費やしていると思います。
そんな週5~6日の毎日の仕事終わりや休みの日にやりたいことを見つけようとすると時間的にとても大変です。
ではどのようにして時間を創るのかというと朝早起きして時間を創りましょう。
朝は他人に邪魔されない自分にとって自由な時間です。
自由な時間は自分にとって何にも代えがたい大事な時間です。
この時間をできるだけ確保するようにしましょう!
やりたくない依頼を断る。
冒頭でも記載しましたが他人のために自分を犠牲にしている人は多いと思います。
なぜ自分を犠牲にしてしまうのかというと他人からの評価が下がることを恐れるからです。
改めて言われてみれば誰もが分かることなのですが、あなたの人生はあなたのものであり他人のものではありません。
このことを念頭に置けば、やりたくない依頼や自分の不得意な依頼に関しては断れるようになるはずです。
生きていく上で助け合いも必要ですが、良い人になりすぎないようにしましょう!
何度も言いますが「あなたの人生はあなたのもの」です!
生活に初めてを取り入れる。
人は小さい時の方が時の流れを遅く感じるそうです。
あなたの周りでも「○○歳から○○歳なんてあっという間!」と目上の人に言われた経験があるのではないでしょうか。
それはあながち本当で、人は経験したことがある物事よりも経験したことがない物事に取組む時の方が時間の流れを長く感じるそうです。
そして人は分からないことに対して楽しさやワクワクを感じやすい特徴があります。
例えば自分の未来が分かっていてはこれからの人生になんのワクワクもありません。
未来が分からないから自分の人生に対してワクワク生きられるのです。
つまり、これからの人生に「初めてのこと」が少ないとつまらない人生になってしまいます。
どんな些細なことでも良いので人生に初めてを取り入れるようにしましょう!
インターネットを1日断つ。
現代人にインターネット・スマートフォンはなくてはならない物になりました。
しかし身近にインターネット環境があることによって自分にとって必要ではないことに時間を奪われていることが大いにあります。
1日でも良いのでインターネットを断つ努力をしてみましょう!
おそらく想像以上に自分の自由な時間が生まれると思います!
仮体験をする。
仕事や会社を決めるというのは人生において最も重要な選択の1つです。
しかしそんなにも重要な選択なのにも関わらず、他の人から聞いた話だけで決断してしまう人がほとんどです。
実際にその仕事を体験してみないと自分のやりたいことなのか、自分に合っていることなのかはわかりません。
ちょっとした体験もせずに決め切ってしまうと、後からミスマッチだったと感じてしまうこともあるでしょう。
そういったことを避けるために仮体験するようにしましょう!
例えば、仕事の仮体験をする方法としてインターンシップなどが挙げられますが、詳細を調べてみるともっとたくさんの方法があります。
ボランティアなどを通しても、たくさんの仮体験ができると思います。
たくさんの仮体験の中から自分のやりたいことは見つかりますし、多くの経験は必ずほかの分野にも活かすことが出来ます。
仕事だけに関わらず、大きな決断をする前には仮体験をしておくように意識しましょう!
取り入れるべき思考
好きなものを見つける。
自分のやりたいことが分からないという人は他人の好きに流されてしまっている可能性があります。
自分のやりたいことは自分の好きなものとなものと連動することが多いです。
あえて自分の嫌いなことをやりたいとは思いませんよね?
まずはなんでも良いので自分の好きを見つけるようにしましょう!
そして自分はどのような時にどのような感情になることが多いのかを知っておくことも重要です。
自分の内面に目を向けることで自分のやりたいことも見つけやすくなります。
上手くいかなかったことを夢のための伏線と捉えて希望を持ち続ける。
生きていれば苦しい事や悲しい事も含めたたくさんの出来事が起こります。
良い事ばかりではなく、時には心が折れそうになることもあるかもしれません。
そういった時には夢のための伏線と捉え、希望を持つようにしましょう!
上手くばかりいく人生は逆に面白くありません。
様々な伏線があるから面白いのです!
やりたくないことを書き出し、やりたいことに転換させる。
この本に描かれた課題の中にこんなものがありました。
- やりたくないことを書き出す。
- やりたくないことの中で、やった方が良いと思うことを消す。
- やりたくないことをひっくり返して、やりたいことに変える。
生きていればやりたくないことは山ほど出てくると思います。
「会社に行きたくない」、「運動したくない」などなど…
しかしこの課題を実行すれば「なぜそのことをやりたくないのか」、「どうすればやりたくないことを良い方向に改善できるか」の本質に気付けるようになります。
一度騙されたと思ってあなたもやってみましょう!
苦手な人の信念を読み取る。
どんな人でも何かしらの信念をもって生きています。
あなたにも「自分の中でこれだけはこうだ」といった信念があるはずです。
それと同じで自分にとって苦手な人でも何かしらの信念に基づいて生きていることを考えましょう。
相手の信念と読み取る意識をすれば苦手意識の中に違う感情が出てくるかもしれません。
信念を読み取ろうとすることで苦手意識だけでなく、共感の部分も生まれてくることでしょう!
自分と同じ痛みを持つ人を助ける。
本書の中にはこのような言葉がありました。
「本物の夢とは自分と同じ痛みを持つ他者を助けることで自分を救うことである」
この言葉を見てとても深いなと思いました。
自分のために生きることは大事ですが、一方で他人と助け合うことも重要です。
同じ痛みを持つ人を助けることで自分も救われますし、本当に自分が困ったときには相手が助けてくれます。
この本を読んで感じたこと
私は夢ゾウシリーズが大好きなのですが、今回の夢ゾウもとても面白く、とてもタメになりました。
ちょっとした行動と意識を変えるだけで驚くほど人生は好転するというのが、このシリーズを読んでいつも感じることです。
よく考えてみれば当たり前のことでも、普段の生活の中ではなかなか気づくことができないこともあります。
この本を読めばそのようなことに気付くことができるので本当に良い本だと今回も思いました。
私は既に夢がありますが、もう一度夢の中身について確認し、本質的なところを詰めていきたいと思いました!
この本を読んで特に意識すること!
- 生活に初めてを取り入れる。
- インターネットを1日断つ。
- 仮体験をする。
- 上手くいかなかったことを夢のための伏線と捉えて希望を持ち続ける。
- やりたくないことを書き出し、やりたいことに転換させる。
- 苦手な人の信念を読み取る。
- 自分と同じ痛みを持つ人を助ける。
まとめ
この本を読み、ガネーシャの出す課題を実行できれば、必ず自分の本当の夢が見つかります。
自分の夢がない人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
夢が見つかっている人でもこの本の内容を実行すれば、きっと自分の世界が広がるはずです。
自分を高めたい人はぜひどうぞ!