やってもやっても仕事が終わらない。
全く定時で帰れない。
毎日サービス残業をしている。
ビジネスマンは働く時間に関してかなりの悩みを持っていると思います。
そんなときに読みたい本が【超効率ハック】という本です。
この本は最小限の力で成果を生み出すことを目的に描かれた本で、時間を効率的に使うといった大枠から資料作成のポイントまでかなり具体的に説明されています。
そしてチャプターごとに小分けにされているので読みやすく、様々な本を参考に効率化が説明されている点が特徴です。
仕事量がどれだけ多いとしても、仕事の効率を上げれば毎日10分は早く帰れるようになるかもしれません。
毎日10分間の効率化ができれば、単純に10分×30日で300分=月当たり約5時間の削減となります。
ちりも積もれば山となりますよね!
少しでも効率化を図って自分や家族の時間を増やせるように頑張りましょう!
それでは本書の内容をご紹介していきます。
下記リンクでも仕事の質の上げ方と優先順位の付け方を詳しく紹介しています。
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優先順位のつけ方が仕事の効率を決める!仕事と生活の質を上げる1冊!!
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優しい方必見!人に頼む技術を身に付けて仕事の負荷を減らそう!
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仕事を効率化するポイント
他人に振り回されない
仕事をしていると、それが対お客様であっても対社内であっても必ず相手がいると思います。
世の中には相手のことを思いやれる人もいますが、残念ながら全く思いやれない人がいるのも現実です。
仕事が効率的に回らない可能性として他人に振り回されている可能性があります。
相手のことを思いやることはもちろん基本の上ですが、相手に主導権を握られないようにしましょう。
例えばメールをこまめに見ている状態では相手に主導権を握られている状態です。
自分の中で1日にメールを見る時間を決めて仕事をやるようにすればそれだけで仕事の効率は上がります。
相手が本当に緊急な場合であれば「メール+電話」で依頼してきます。
自分主導で仕事を行うように気を付け、相手にとって「なんでもこなす便利屋」にならないように気をつけましょう。
反対に仕事ができる人はやりがちですが、自分でやった方が早いからという理由で仕事を他人に任せられない方もいるかと思います。
しかし自分以外の人と仕事を進めれば様々な思考を反映でき、質の高い仕事ができるので他人に任せることも意識するようにしましょう!
背景を考える
上司からの頼まれ仕事が終わったと思ったら、上司の認識と違ってやり直しになった経験はありませんか?
これは仕事を依頼された背景を認識できていないことが原因です。
こういった事態を避けるためにも仕事の背景を考える癖をつけましょう。
仕事の背景を考えることで相手の求めている仕事に近い仕事を行えるようになります。
例えば上司から資料作成の仕事を頼まれたとします。
その際にまずはその資料を何に役立てようとしているのかを考える癖をつけてみて下さい。
資料は基本的に何かの判断に役立てることが多いので、どのような資料が判断に役立てやすいのかを考えながら資料を作成してみましょう。
その考え方が身に付けば、上司からのあなたの評価は爆上がりだと思います!
学びの質を上げる
知識をインプットする方法として読書を行っている方は多いと思います。
しかしの本に記載されている内容を実際に活かせている人はあまり多くはありません。
読書をしっかり活かすために本書の中でおすすめされていた方法は「同じ分野の本を固め読みする」という方法でした。
同じ分野の本を固め読みすることで、どの本にも記載されている「似たような内容」に気づくと思います。
その分野の本で複数出てくる内容というのは「その分野では欠かすことのできない本質」である可能性が高いです。
それに気づくことが出来れば自分の考えをより深いものへと変えることが出来ます。
また、もう一つのおすすめの読書方法は「疑いながら読む」ということです。
本の内容を疑いながら読むことで自分の考えや意思を明確に持つことが出来るようになります。
本に書いてある内容が必ずしも正解とは限りませんし、この方法を定着させることができれば、正解をつくれる人間へと変わることができます。
ぜひ意識してみて下さい!
学びの質を上げる他の方法として観察力から一歩進んだ洞察力を鍛えるという方法があります。
洞察力とは「目に見えるものを手掛かりにその裏側にある目に見えない本質を見抜く」スキルのことを指します。
具体的にこの洞察力を鍛えるためには「物事の変化や差に着目する癖をつけること」が重要です。
そして物事の変化や差に気づくことが出来たら「なぜ?」と「どうなっている?」を考えるようにしましょう。
「なぜ?」と「どうなっている?」を深く考えれば、目に見えない本質を探り出すことができます。
【超効率ハック】の概要
概要
【超効率ハック】は最小限の力で成果を出すためのアドバイスが描かれている本です。
本書は8章編成ですが8章の中に57の小さなチャプターで分かれているのが特徴の一冊です。
チャプターが細かく分かれていることで、自分に必要なところだけを絞って読むことができますし、時間がない方でも読み進めやすい本となっています。
目次は下記となります。
- 「時間」の生産性を上げる。
- 「段取り」の生産性を上げる。
- 「コミュニケーション」の生産性を上げる。
- 「資料作成」の生産性を上げる。
- 「会議」の生産性を上げる。
- 「学び」の生産性を上げる。
- 「思考」の生産性を上げる。
- 「発想」の生産性を上げる。
この本を読んでみて感じたこと
この本を読んでみて、やることも重要ですが、やらない選択をすることも重要だと感じました。
常にイエスマンでいると生産性が落ちるのは明確です。
他人に振り回されることのないように自分の中でしっかりとした軸を持って決断が出来るビジネスマンになりたいと思いました。
自分の会社でもそうですが、前任者から引き継いだ仕事でなぜやっているか分からない仕事がたまにあります。
そういったことも自分の目で見て、取捨選択を行うことが重要だと思いました。
特にこれからは上記に記載した洞察力を養えるように「なぜ?」と「どうなっている?」を深堀りする癖をつけたいと思います!
また、アナロジー思考(経験から得た学びを未経験の分野に応用する)も身に付けていきたいと思いました。
そのためには今の会社での経験を今後の人生にどう活かせるかを考えることから始めていきたいと思います!
この本を読んでみて意識すること3つ!
- 自分の中で明確な軸を持ち、仕事の取捨選択をする。
- 洞察力とアナロジー思考を鍛える。
- 現在の経験を今後の人生にどう活かせるかを考える。
まとめ
この本は最小限の力で成果を生み出すことを目的に描かれた本です。
残業が多い方、増えてきた方、うまく仕事が回らない方などにおすすめの一冊です。
思考や発想についての記載もあるので自分を高めたい方にもおすすめの一冊となっています。
この本を読んで自分の人生をより良いものにしていきましょう!
気になった方は下記リンクからどうぞ!